次の派遣先の仕事探しを始めたのは、9月の中ごろ。所属している派遣会社の応募サイトを見ながら、気になる仕事に応募していきました。
同時に以前登録していた、他の派遣会社の応募サイトを見たり、職業安定所にも行きました。
職業安定所では「年齢的に就業は難しい」とのことだったので、やはり年齢が不利になりにくい派遣社員に絞って探すことにしました。
最初のころは、「すぐに決まるだろう」とどこか楽観的で、応募するたびにその会社で働いている想像を膨らませていました。
でも、応募しても「社内にて検討した結果、ご案内には至りませんでした」と紹介までたどり着かなかったり、エントリーシートの時点で不成立になり、職場見学まで至らなかったり……。
不成立いう単語を見るたびに、少しずつ気が重くなっていきました。
10月に入るころには、応募件数が15件に
改めて数字で見ると、ちょっと切なくなってしまいます。そのうち11件は即不成立。「選考中」まで進んだ3件も「他の方に決まりました」と、職場見学までたどり着かず不成立に。
最後の1件は職場見学まで進みましたが、数日後に「今回はご縁がなかった」と伝えられました。
ここまでの一ヶ月 “応募しては不成立” を繰り返す日々。毎回小さな期待と落胆、心がついていかないときもありました。

所属している派遣会社では、コーディネーターさん、キャリアコーチさん、営業さんが、それぞれ1名ずつフォローしてくれています。
応募状況の確認や、新しい求人の提案など、私のために丁寧に動いてくださるのが伝わってきて、本当にありがたいです。
人の温かさを感じる瞬間でもあります。
とはいえ、結果を待っている時間は、やっぱりとても長く感じます。
スマホメールの通知音が鳴るたびに「もしかして結果かな?」と思いドキドキしながら開けてみると、ただの広告メールだったりして、思わずため息。
そんなことで一喜一憂してしまう自分に、あきれてしまいます。
派遣の仕事探しは「水もの」
- 派遣の仕事は状況が変わりやすく、安定しない
- 決まるかどうか、行けるかどうかは流れ次第
- タイミングや運に左右される部分が大きい
つまりタイミングと相性ですよね。
焦っても結果は変わらないって、頭ではわかっているのに、心はざわつきます。
不成立の連絡が来るたびに、「私のどこがダメだったのかな」「年齢のせいかも」と、つい考えて落ち込んでしまいます。

この“待つ時間”をどう過ごすか
時間だけが流れていくこの感じ、どうにも落ち着かない。“穏やかに過ごそう”と思うほど、逆に心がざわつきます。
それでも、「きっとどこかに良いご縁があるはず」と凹む自分に言い聞かせ、なんとか気持ちを保とうと思ってはいるのですが、感情のコントロールは難しいです。
仕事探しって、結果よりもこの“待つ時間”の方が、いちばんつらいのかもしれません。
「合わなかった」というだけ。
結果はどうあれ、ひとつひとつの経験が、きっと次につながる。
きっとどこかに、自分のペースで働ける場所があるはず。
そう信じて、もう少し探してみようと思います。
