ちょっと小話

福ちゃん緊急入院 ①

手術は突然に

12月21日土曜日15時、福ちゃんは子宮蓄膿症のため子宮摘出手術を受けました。

2週間ほど前からいつもと様子が違うので、かかりつけの獣医さんに連れて行きました。

私はただの想像妊娠だと思っていたのですが、獣医さんから

“水をたくさん飲みますか?”

と聞かれ、そういえばここ2~3日お水の減りが早いなと感じていたので

そう伝えると子宮の病気の可能性があるのでエコー検査、血液検査を勧められました。

結果、

緊急手術となりました。

内服薬で散らす方法もあるそうですが、再発する可能性があるとのことなので子宮を摘出する選択をしました。

なんとなくの予兆

福ちゃんが1歳5か月ごろ想像妊娠だと思われる行動がありました。陰部が大きく膨れ、イチゴのおもちゃを子犬にみたてて大事そうに抱いていました。

さらに母乳らしきものもでていました。

1歳5か月の福

それから何度となく、同じような行動をすることがありました。今回もヒートが来ていたから、また想像妊娠したと思っていました。

なんとなく、元気がない食卓の下に潜り込んでいる

なんとなく、お腹が少し膨らんでいる

想像妊娠しているから?

なんとなく、いつも食欲旺盛な子がドックフードを残す

チュールは食べるので、ドックフードに飽きた?

なんとなく、小刻みに震えている

急に寒くなったから?1日中エアコンをつけて、ゲージをプラ段で囲って寒さ対策をすれば治まる?

犬は何も言わない

元気や食欲がなくなる

腹部の膨れ

ヒートだと思っていた

水をたくさん飲む

震えている

摘出した子宮を見せてもらいましたが通常、小指の太さ程なのに膿が溜まり、親指2本分程の大きさに膨らんでいました。

手術後の獣医さんの説明では

お腹の中で破裂していたので、病院に連れていくのがもう少し遅ければ、重症化して命にかかわるところだった。

子宮が大きくなっているので妊娠していると勘違いし、想像妊娠みたいな行動をしていた可能性がある。

もともと避妊手術も考えていたのですが、元気なのに手術をするのは、可哀そうだと思ってずっと迷っていました。

結果、小梅も福も病気で子宮を摘出するという結果になってしまいました。

その子の子供を望まないのであれば、結局のところ避妊手術は、早めに受けた方が良いのだと思い知らされました。

ほんとに、ことごとくサインを見逃してごめんね。

痛かったね、つらかったね、よく我慢したね。

退院直後の福

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