最高気温32.9度の中、愛知県田原市の渥美半島先端に位置する伊良湖岬にドライブに出かけました
伊良湖岬灯台
岬のシンボル伊良湖岬灯台は1929年(昭和4年)に設置され、日本の灯台50選にも選ばれているそうです。遊歩道から望む白亜灯台、青い空と太平洋の海、新緑のコントラストが美しく、写真を撮るのが下手な私でも、満足できる写真が取れました。今回は時間の関係で体験できなかったのですが、夕日が沈む時間はロマンティックな光景として有名らしいです。

島崎藤村の「椰子の実」
伊良湖に滞在していた民俗学者の柳田國男が、浜辺で椰子の実を拾ったことを島崎藤村に話し「名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実ひとつ」という詩が生まれたということです。
私なら「へぇ~」で終わらせてしまいそうですが、詩人の想像力というのは凡人の私では、計り知れないものがあるのですね。

波打ち際で海をぼーっと眺めて波音を聞いているだけで癒されました。
が、
水分補給をしないでウロウロしていたからなのか、気が付けば体がだるくなり、足がつってしまいました。日傘をさして潮風にあたっていただけなのに…この時期は、水分補給が大事ですね。

日出の石門(ひいのせきもん)
今回は観光しなかったのですが、波に浸食され真ん中が空洞になっています。NHKの大河ドラマ「どうする家康」のロケ地として使用されたそうです。
目的は何といっても海鮮
やはり海に来たからには、新鮮な海鮮を食べたい。というか、そもそも海鮮がメインの目的でした。

お昼時だったので混んでいました。名前を記入して店先で待っていると「麦茶飲んでくださいね」とスタッフの方が、声をかけてくださいました。お土産を見て時間をつぶしていると、40分ほどで2階席に通していただきました。
残念ながら海が見える窓側ではなかったのですが、味は文句なし。美味しく頂きました。お土産にメロンと、トウモロコシも購入しました。犬連れの方でもテラス席でお食事可能でした。


本当はアサリの仲間ではなくウチムラサキですが、大あさりと呼ぶのほうが馴染みがあります。

当たり前ですが、大きさによって金額が変わるそうです。ぶりぷりで、大きすぎて一口では食べられなかったです。口中に焼きがきをほお張れる…幸せの一言に尽きますね。
食後に浜辺を散策して帰路につきました。
途中、ひまわり畑に寄り夏気分を味わいました。

道の駅 あかばねロコステーション

赤羽根海岸に隣接している道の駅で、ドライブ当日はサーフィンのイベントが行われているようでした。ここでも太平洋が望めずっと見ていたい衝動に駆られましたが、帰りの渋滞を避けるため、後ろ髪ひかれながら渥美半島を後にしました。


後日メロンを食べたのですが、めちゃくちゃ甘かったです。魅力いっぱいの渥美半島でした。